修士1年な生活 [大学]
大学院生活が始まって早くも1ヶ月半が経った。
せっかくなのでこの位の時期にいったん振り返っておこうと思う。
今の生活は3つのパートからできている。それは研究室とバイトとサークル。
基本的な生活としてはバイトがない日は日付が変わるくらいまで研究室にこもる。50%くらいの確率で帰り損なって(竜岡門以外の門がしまることによって帰る気を失って)泊まる。
バイトのある日は夕方6時位に研究室を抜けてバイトにいく。そういう日は大体22時半くらいに家に帰る。
週に一日くらいはサークルがある。仮にも代表なのでいろいろ考えることがあったりする。
そして
1ヶ月か2ヶ月に一回の待ち遠しいイベント。
「会う度に次はもっと成長した姿で」
これを合言葉にお互いに大切な時間を過ごしていければいいなあ。
というのが今の生活。
今は自分が時間の使い方を自由にできるので、やりたいことをできるだけ全部やりたい。いや、やることにした。
やりたいこと、やるべきことはたくさんあるけど、注ぐことのできるリソースは限られている。しかしながら、全部やろうと努力することによってその限られているリソースは増大すると思うわけ。
だから、やりたいと思うことは全部やろう。
さて、最近の研究のお話を備忘録のためにも少しだけ。
1.卒論の続き。
2.並列プログラミングモデルの習得
openmp
MPI
CUDA
の3つ。余力があればpthreadも習得してしまいたいところ。
CUDAを少し試してみたけれど、本当に驚くほど速い。
corei7なんか全く太刀打ち不能なレベル。
ただし、CUDAのプログラミングは相当クセがあるので、普段塚いするのは少々きついけれど、並列度の高いアルゴリズムを高速に実行したいならば試してみても良いと思う。安価にスパコン並の性能が出る。
そして、スキル的に今頑張っていること
a.UNIXコマンドへの習熟
成長曲線の傾きが少しずつ大きくなっているのを感じている。
この調子でパパッとコマンドorシェルスクリプトで作業をできるようになりたい。
b.タイピング速度の向上
まだまだ遅い。というか指が遅いというよりは打ちたい文字列をローマ字に直すところにもっとも時間がかかっているような気がするので、ますますの訓練が必要だな。それと、日本語配列と英語配列の両方をマスターしたいところ。
c.スクリプト言語のマスター
例えばrubyとか。
前々からマスターしたいんだけどなかなか使う機会に恵まれなくてまだ全然使えないので早く使えるようになりたい。
d.linuxシステムに詳しくなる
研究室のシステムがなかなかよくできたlinuxシステムなので、それをばっちり活用できるようになるのは研究上必須。
卒業とこれから [大学]
卒業式を終え、大学院での生活が始まる前の今だからこそ考えておきたいこと。それをつらつらと。
卒業
3月25日で大学を卒業して学位を取得した。
無事に4年で学部の課程を修了することができたけれど、これはたくさんの友人や彼女の大きな支えがあったからだと思っている。みんなありがとう。
この4年間は本当にあっという間だったなぁ。
振り返って見るといろんな事があった。たくさんの人と出会って、いろんな事を考えた。
自分の可能性を感じる事もあれば、自分の限界を思い知らされることも何度もあった。(その限界を改善することはできると思うけれどその時点での限界と言う意味で。)
その度に少しずつではあるけれど成長してこれたと思う。ま、そうでないと困るんだけど。
こういう言い方は他の場合を知らないために比較しようがないので好きではないのだけれど、この4年間に経験したことは東京に出てこずに地元にいたとしたら経験することができないことだった、っていうのは間違いないと思う。それは当然なんだけど、これ以上のものが地元で経験できたとも現時点では思えない。
実際に経験したわけではないのだから確かなことは言えないけれど、自分自身がこう思えるということには大変意味があると思う。
大学院に進学する友人が多いので卒業旅行なんてするのかな?と思っていたけれど、日光、京都・大阪・神戸、スケートなどいろいろ遊べて本当に楽しかった。
書き残したい事はたくさんあるんだけれどその中でも特に印象に残ったものを一つだけ。
それは京都で食べたうどん。
外から一見すると純和風な感じに見える。
暖簾をくぐって店内に入るとカフェのような内装で、BGMはジャズ。お客さんも女性が多くておしゃれなうどん屋さん。この時点でなかなかの高評価。
基本的にはコシのあるうどんが食べごたえがあって好きだけど、そこの麺は少し柔らかめ。
しかし、つゆが本当にうまい。底が見える関西だしで食べ終わるまで冷めないくらい熱々。
自分は親子うどんを注文したんだけど、その卵がものすごいふわっふわで感動した。
時間に追われていた&そのお店から次の場所への移動に自信がなくてそわそわしていたのがもったいなかった。
ここは次京都にいく機会があれば是非もう一度行きたいお店。
大学院
卒業に際して覚書はこの位にしておいて、次は来年度からの話。
来年度からは大学院に進学するのだけれど、その時に所属する研究室が卒論でお世話になった研究室と同じなので実は4月になる前から研究室のお手伝いに駆り出されている。
これは多くの学生にとっては当たり前のことかもしれないが、僕が所属している学科においては卒論で配属された研究室と修士で配属する研究室は異なる場合が多い。
なので僕等のまわりには3月は卒論提出後はがっつりお休みって人がいる。
そういう中での研究室通いなので思うところもあったりなかったり。
これも自分が研究を進める上での環境構築なのでモチベーションがないわけではないのだけれど、春休みがなくなってしまうという意味では不満の種になる。
それでも春休み中にやりたかったイベントはすべて出来たので文句を言う必要もないか、とは思うけれどね。
これからの2年間をどのように過ごすのかというのはとても重要な事のように思われる。それはこの2年間はあまりに大きな可能性を秘めていると思うから。幸か不幸か先生にも期待していただいているし(関心をもってもらってるというだけでもとてもありがたいことだとは思うんだけど)、頑張ろうという気持ちはあるけれど、力のいれ方を間違えると大変。
この2年間をどのように使って、どういう人生設計をしていくかを良く考えなければ。。
と、いいつつ学期が始まればがむしゃらにやらざるを得なくなるんだろうけど。
とりあえず今んとこはこんな感じかな。
では。
globalizationとspecialization [大学]
研究会での発表はその日一日バタバタしていたこともあってほとんど聞く事ができなかったけど、研究会後の懇親会→2次会→3次会と連れて行ってもらって、その日一日を通して大学における研究者の研究に対する考え方とかをわずかながら知ることができた。
グローバライゼーションとスペシャライゼーションを繰り返ししろ、というのもそのなかで話題に出たことの一つ。
つまりは客観的な目を常に持て、ということなのだけど、そういうことが中堅の研究者の人でも注意して行うくらい大切なことなんだなぁと実感。
「globalizationだけでは政治家だしspecializationだけではただの技術者。両方を常にしながら、研究の目的を見失わないことが大事」だそうだ。
いまの自分とかだと客観的も何も判断するだけの知識や前提が全くないからなぁ。
勉強しないと。。
もう一つ印象に残ってるのは、「工学が対象にしているのは人工物であるということ」。物理学が対象としているのはあくまで"不変の心理"だから、「コレ」という正解が存在するわけだけど、工学が扱っているのは人工物なわけで、動けばいいし、使いやすければいい。
だからこそ、どうあるべきかということを考えていかなければいけないんだなぁ。社会に対してどういう影響を与えるのかとか。
それと同時に、「こうじゃなきゃいけない」っていうのがない分、常識を覆すような新しい提案もできる。
だけど、いままでに培われてきたノウハウとかがやがて制約になっていて、現代においてはそんなものは制約にはなり得ないのに、名残りでこうすることになってる、とかいうことがかなりあって、そんな提案をするのは難しいんだけどね。そういうセンスある発想できたらいいのになぁー。
実は研究者がマジで熱いことを話しているのを聞くのが始めてだったので、初めは帰りたいなぁ…っていう気持ちもあったけど、最後まで残って良かった。
やはり年上の人の話を聞かないと。せっかく教育してもらえる立場なんだし。
ということであしたこそは論文読もう。
院試の結果と近頃のお話 [大学]
応援してくれた親や友人、一緒に勉強してくれた仲間にひたすら感謝です。
ありがとうござました。
研究室のスタッフの方に誘っていただいて、飲みに行くも、その日に飲んでいた6人全員が記憶をなくしてどこか屋外で一夜を明かすというとんでもない事態を引き起こしてしまったのでしばらくお酒は控えめにします。
リアルに反省だ笑
その後、院試おつかれの意味も込めて、学科の友人たちと8人で二子玉川の河川敷でBBQを。
自力でBBQをやるのは初めてだったのだけれど、想像以上に手際よく進めることができたのは、やっぱり気の合う面子が揃っていたからなんだろうなぁと。
買出しの量もばっちりだったし、片付けもパパッと済ませられたし、何よりめちゃ楽しかった。
次はちょっと寒くなった頃に鍋がしたいですね。
ってここを見てる人はほとんどいないと思うんだけど笑。
その後は・・・というと、本来は僕らの学科は卒研に着手するのが10月からなのだけど、研究室の人に9月から来いと言われたので実質的には夏休みが終わってしまった笑。
コーヒーを淹れたり、あとは作業のちょっとしたお手伝いをしながら、環境構築や、開発スキルを1から教わっている毎日。
「一回しか言わないから覚えろよ」という脅しに戦々恐々としながらも、毎日面倒をみてもらえることに感謝しながら過ごしている。
どこまで吸収してついていけるか試されてるなぁーっていうのを感じるので頑張らないと。
あれ、いつの間にか4時半だ。。
ということは睡眠時間は3時間半
寝よ。では。
いよいよ明日は院試 [大学]
他の人に比べてどの程度対策できているといえるのかはわからないけど、ベストを尽くしたいなと。
にしてもこの二週間くらいのあいだに、自分で思っていたよりもかなり多くの人たちから励ましの言葉をもらったり、支えてもらってきた。
そういう人たちに感謝しつつ頑張ろう!
院試勉強 [大学]
やっと院試勉強を始めた。
遅!って感じだけど笑
とりあえず去年の問題からやってるけど、初見で解けない問題が多い&今年は例年に比べて倍率がたかいらしいということで頑張らないとなぁ。
最近は
朝バイト→昼から大学で勉強→夜バイトor帰宅
って感じで珍しく朝型生活。
今年の夏は大学4年間で初めての朝型な夏休み。
院試に落ちるのは洒落になんないのでそれなりに勉強しよう。。
TOEFL ITP と晩酌 [大学]
昨晩が蒸し暑くて全然眠れず、まさかの睡眠時間1時間で臨むという暴挙にでてしまった僕は、マークシートの記入方法の説明のあたりでなんどか意識を失いかけた。
さすがにクーラーが必要だと笑(寮にはクーラーが設置されていない
ま、TOEFLはリスニングがかなりひどい結果になってるとは思うけど、文法&読解は目標ラインくらいは突破できたと思うのでOKかと。練習で38分もかかって心配だった(テスト時間は25分)んだけど、いざやってみると5分近く余る始末。
やっぱり傾向とかを抑えておくだけでこうも解いた感触が変わるとは。。
初見で臨まなくてよかった(ぁ
読解の方は受けた人しかわからない話だけど、"woodpecker"が何故か脳内で「木こり」に変換されてしまうという事件が起こって(正しくは「きつつき」、ちなみに「木こり」は"woodcutter")
きこりが木に穴を開ける・・・?
なんで?住むため・・・?
(‾ー‾?).....??アレ??
でも・・・虫食べるとか書いてあるし・・・??
とハマってしまう始末。
幸いラストの問題だったので大して問題にはならなかったけど、キツツキだと気づいた瞬間には残り時間は5分なかった(設問は残り10問)。
そんなかんじで院試の英語の試験は終了。
そのあと友人と食堂で早めの晩ご飯を食べた後、てっきりバイトが入っていると勘違いして茗荷谷を通りすぎて大塚まで行ってしまう。
そこで気づいて自分にがっかりしながら帰宅@汗だく
帰ったあとは冷蔵庫にビールがあることを思い出して一人晩酌をすることに。
寮生活もお盆で友人達が帰省してしまうと寂しいもので。
今日の肴は冷や奴。
お勝手とかがないのでテーブルの上で完結できるように追求したのがこのスタイル。
ミニパックの絹豆腐を買ってきて鰹節をかけてその上からお醤油を。
ショウガとか載せてもいいけど面倒なので今日は割愛。
豆腐に醤油をかけるだけだとどうも味が単調というかおいしくなくて、途中で起きてたんだけど、これは旨味が足りないんじゃないか!と思って鰹節を用意することにした。
味の素でもいいっちゃいいんだろうけども。
これを覚えて以来やっこブームが止まらないわけですよ。
ネギとかショウガとかが乗った冷や奴からどこまで簡単にできるか試した結果が上の写真笑
ごちそうさまでした。
TOEFL対策 [大学]
明後日がITPですから。
英語なんてまともに勉強したのは大学受験以来。
リスニングは ・・・期待できるわけもありませんね
文法は ・・・明らかに時間足りませんね(25分間のところを38分間もかかった)
読解は ・・・集中力で何とかしないとまずいですね
単に英語を勉強する、っていうよりはITPの問題の構成だったり、出題の傾向に精通することが必要だと思った。
英語の出題に関する説明文とかは、一回読んでおけば、出題方式自体は変わらないらしいので読む必要はないそうで。
試験中にイエローカードみたいなものがあるとかそんなことは全然しらなかった。
文法と読解が7割くらいとれればリスニングが0でもIBT換算で50点くらい(120点満点)になるらしい。
50点分くらいとれば院試のことを言えば十分じゃないかなと思うので何とかはなりそうだけど、こんな調子ではいつまで経っても英語スキルは上達しませんねー。。
話は変わって。
今日は2度目のcafe One@自由が丘に行ってきた。cafe Oneは自由が丘駅の南西方向すぐにある小さなカフェ。
相変わらずアットホームな雰囲気でホット一息つけるような空間だった。
ランチも4種類用意されていて、そのなかでも春雨入りグリーンカレーのプレートを注文。
具沢山で、思ったよりも辛くて本格的。大根にもしっかり味が染み込んでてうまかった。
(晩の寮食がカレーじゃなかったらもっと良かったのだけれど。確認してない自分が悪い。)
夫婦で経営しているカフェなんだけど、なんだかあーゆー人生も楽しそうだなーなんて思ってしまった。
ただ、飲食の個人経営は休みがなくなるから相当大変なんだけどね。
そのあとはホーム、コパンの禁煙席でひたすら勉強。
気がついたらコーヒー全然減ってないのに3時間近く経っていて「閉店時間なのでー」と言われてしまった。
時間を忘れて勉強するなんて久しぶり、な土曜日でした。
では。
AICの赤池弘次氏が死去 [大学]
赤池情報量基準(AIC)を作り出した人。
AICは世界的にも統計モデルの評価に用いられている超有名な指標。
これを授業で習った時には、こんなシンプルかつ的確なことを考えたのが日本人だなんてすごいなぁと感動したのを覚えてる。
偉大な人も順番に亡くなってくんだなぁ・・・と。
ご冥福をお祈りしつつ。
訃報: 「AIC」を編み出した赤池弘次氏 (元統計数理研究所長) が死去 - スラッシュドット・ジャパン
記者発表 [大学]
っていうのに初めて立ち会った。
研究室でお世話になった研究員の方に、そんなにしょちゅうあることではなから、と誘っていただいたので、お邪魔してきた。
おそらく今晩中にはネットニュースにあがっていることでしょう。
新聞社の取材が多く入っていて、デモ自体が一瞬の出来事なので、記者さんたちはかなり苦労してシャッターを切っていた。
ハイスピードカメラでもないととらえられませんよ、あれは。
でもなんとかして記事に使える写真を撮ろうとする記者さんをみて、やっぱ大変そうな仕事だなぁと思った。
もう一つ思ったのは、研究の内容を目に見える形で発表することの難しさ。
プレゼンと資料を作って説明する、っていういつもの形式ではなくて、実際に現物で実演するというのはそれはそれは難しいこと。
一回一回の動きは一瞬でも、何時間も連続で動かせば不具合も出るし、消耗する部分もあったりする。
そういう不安要素の中でちゃんと実演を成功させるというのは簡単じゃないな、っていうのを思った。
今日も何度もエラーが起きていたし。
8割の成功率じゃまだひくい、って言ってた教授の言葉は正しいんだなぁと。
ある決まった安定した形式を用意しているからこそ、その場その場の事態に落ち着いて対処できるようになるんだなぁっていうことも思った。
そして最後にはやっぱりハードウェアはやばいなぁと。
そこに物があるから、自分にとっても、また他人にとってもわかりやすい。でも、不安定要素が付きまとう。
ソフトウェアの研究だったらPCがぶっ壊れない限りは大丈夫だし、デモについてもあらかじめ用意したものでもインパクトはさほど変わらないわけだから。
さて、自分はテスト勉強しなくちゃいけませんね。では。