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PSドライバをlinuxで使う [Linux]

LinuxはGUIとコマンド操作の両方に長けていて、市販のOSにも劣らないレベルになっているとは思う。
しかし、製品としてのサポートがいまいち確立していないという点と、つかわれているシェアがWindowsやMacに比べて圧倒的に少ないという点から、様々な周辺機器がLinux上で正しく動作するかの保証がないということがLinuxを使うに当たってネックになってしまう。
そのため、とりあえずWindows環境は手放せない、といった状況が起きてしまう。


プリンターなどには、Linux用のドライバも開発して配布しているメーカーもあるが、少し古い製品には用意されていなかったり、そもそも配布しようとしていないメーカーもある。

そんな時に利用できるのがopenprintingで、Linuxで使用できるプリンタドライバのデータベースを作ってくれているところがある。

そこが、該当製品のドライバを作ってくれている場合にはそれが利用でき、純正ドライバに劣らないほど製品の機能をつかうことができる。

しかし、そこにもドライバがない場合がある。

そういった場合に利用できる方法が、PSドライバを抜き出してLinuxで適応する方法。


これが元々Linuxでつかわれていた方法なのかもしれないが、Linuxでの印刷のプロセスは印刷したいファイルをPostScript形式に変換し、それをlprコマンドをつかってプリンタに印刷させる。

この時に必要なのがPSドライバなのだが、PSドライバに対応しているプリンターの場合は、配布されてるドライバにppdファイルが含まれているので、それを抽出すれば、それをLinuxのドライバとしてつかうことができる。

この方法によって、今回はubuntu9.04からRicohのc721を使うことに成功した。


こういうことが一つ一つ分かってくれば Linuxだけの環境でもいいなーと思えてくる。
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