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eeeUbuntuをSDHCにインストールする その3 [Eee PC]

前回からの続き。
軽くてサクサク!というイメージのLinuxだったがいざ使ってみると書き込み禁止(窓がグレーになって何も操作できなくなる状態)のオンパレード。これじゃぁ全然使えない。


折角だけど何か遅い…



頑張ってLinux入れたのになんか遅い。
これはどうしたものかなぁって思ってたら、2chで興味深いレスを発見。

そうか、LinuxのほうにもRamdiskを実装すればいいじゃないか。
SSDよりも遅いSDHCにインストールしてるんだし。
それにLinuxではRamdiskは設定が簡単。っていうか標準装備されてる!!

ということでSDHCへの書き込みをできるだけ少なくするべくやってみる。


ファイル情報の更新を記録する機能を停止


まずは書き換え数を減らすためにfstabを変更。
defaultsの後に,noatimeを追記する。

これで、ファイルの変更を時々刻々と記録する機能が止まる。

おまけ的な感じだけど、firefoxの編集 - 設定 - セキュリティ - の3つの警告に関するチェックも外す。


Ramdiskを設定



次はRamdiskを実装する。
今回は /tmp, /var/log, /tmp/Cache というRamdisk領域をつくる。

/etc/fstabのprocの行の下に
tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=64m 0 0
tmpfs /var/log tmpfs defaults,size=64m 0 0
tmpfs /tmp/Cache tmpfs defaults,size=64m 0 0
を書き加えればOK

再起動する前に作ったテンポラリーフォルダの中身を削除しておく。


firefoxのCacheを /tmp/Cache にする



XPのほうでもやったけど、firefoxのキャッシュフォルダを /tmp/Cache にする。
ところがどこにjavascriptを置けばいいのかが謎。そこで以下の方法をとった。

URL欄に
about:config
と入れる。

変数欄で右クリックをして新規作成-文字列を選ぶ。
browser.cache.disk.parent_directory
を入力し、次の項目で /tmp を入力する。



これによってモタつきまくってたeeeUbuntuが文字通り爆速になった。
この効果はほんとすごい。文字の入力すらままならなかったのに(これは不思議)、今やサクサクとこの文章が打てる。

SDHC class6とはいえ、書き込みはOSを入れるには遅いらしく、ボトルネックになっていたようだ。

これで、高度な視覚効果(これが結構素敵)も使えていいカンジw


ただ、この方法、一つ問題が残ってた。
それは、SDHCを抜いた状態で起動するとXPが起動する、というのはもちろんOKなんだけど、SDHCを再びさして起動してもbiosのHDD順位が書き換えられてしまっていて、SSDからブートしてしまう。

なので、SDHCを抜いたあとで再びeeeUbuntuを起動したい時はF2でbios設定しなおさなきゃいけなさそう。

どうせ滅多に抜かないだろうから無問題。
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