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身の回りの情報 [twitter]

以前に某所でも話題にはなったけれど、ブログとtwitterの連携サービスを試してみようかなと。
どうやらso-netの連携機能では無限ループみたいのことは起きないようになっている模様。まぁ当然だけど。

それにしても、こういう事をすると、自分に関する様々な情報がどんどんつながっていってしまうわけだよね。

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自分が高校生とか、大学に入ったころ位の、ちょっと前には、ネット上に出す情報には特定されないように結構気を使っていたような気がするけれど、最近はネット上に出す情報とそうではない情報というのの区別が特につけづらくなってきているように感じている。

おそらく世間的には一般に向けた情報では特定されるような情報は避けて、mixiなどといった、限られたコミュニティ内では特定されてもいいっていう感覚なのだろうとは思うけれども、mixiが限られたコミュニティかっていうと全然そんなことはないと思うし、その気になれば簡単に特定とかできてしまう。
その内容や、入手の難易度において程度の問題はあるけれども、ネット上のコミュニティに身を置くということはその時点で自らを不特定多数に晒していることに他ならないと思う。

というわけで、あんまりその辺には頓着しないというのが今のところの考え。
ただ、個人的な内容に関してはある程度コントロールしていこうとは思っているけど。

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グーグルなんかはメールや検索履歴などのネット上の情報だけではなく、GPSの履歴といった現実世界に関わる情報など、膨大な個人情報をひたすらにデータマイニングしてそこからビジネスチャンスを創出しているわけで、グーグルを初めとする無料のサービスはユーザの情報と交換でサービスを提供している。
現代人は自分に関する情報を自分の手の届くところに留めておくことなどできない時代に生きていることはもはや多くの人が気づいていること。

それと引き換えに、というべきかどうかはわからないが、情報を容易に受け取ったり発信したりできるという環境にある。これはある一面では誰でも発言することができる、かつて弱者/少数派の声が世間に届かなかった時代からの進歩である。けれども、誰でも発言できるという状況は、情報を受ける側に回るのか、それとも積極的に発信する側に回るのかという選択を暗に人々に強いている。
これは今は些細な問題のように思われるが、かつて資本主義が農民達を資本家と労働者に分けたときのそれに似ているのではないかと感じてしまう。

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情報社会はあらゆる情報に価値が見出されて、それが巡り巡るような社会である。情報に価値があるのならば、価値のある情報を発信することができる人間には高い価値が認められ、その社会的影響力も大きくなるのは当然。

情報を発信することができる人間とできない人間という分類はいつか社会構造としてくっきりとその姿を現して、様々な影響を与えるだろうと思う。
そのとき自分がどのような立場で社会と関わっていて、どのような情報に囲まれているのかと思うと、怖くもあり、楽しみでもある。
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